JANコード(バーコード)って?
鳴尾化学の山田です。
今回は最近問合せ数が微増している「JANコード(バーコード)」について、簡単ですが説明をしたいと思います。
(種類が多いので標準的な13桁コードをベースとします)
主に商品の売り上げ数や在庫等の管理に利用されるこのJANコード、前から9桁は事業者コードを表します。
その次の3桁が商品コード、こちらが商品の管理番号となり、最後の1桁がチェックデジット、要するに読取に間違いがないかを確認するための数字になります。
この最後の1桁は前12桁を利用した計算で割り出すようになっていますのでご興味のある方は調べてみてください。
皆様おなじみのバーコードリーダーでこれらをピッとするわけですが、仕組みは単純でバーコードの線と線の幅(線の太さ)を数字として読み取っています。
その為、下に書いてある数字が無くても当然読み取れますし、バーコードのバーが多少短くても読み取れます。
ただ、こういった仕組みのため、バーコード自体が小さい場合や印字が不鮮明な場合は読み取れない場合があります。
「どのくらいの大きさであれば読み取れるのか?」と質問されることがあるのですが、これにつきましては上記の印字の不鮮明さ以外にもバーコードリーダー側の性能も関わってきますので、大きさを指定するのは難しいです。
確実に読み取る為にはそれなりの大きさが必要となりますが、小さい容器の場合はそのスペースもあまりありませんので、ものによっては読み取りエラーとなる場合もあります。
読取不可の場合は、下の数字を入力すれば手間はかかりますが、読み取ったのと同じにはなります。
もう一点注意事項としては、一般的に赤外線レーザーを吸収する色(黒や青、緑等)と反射する色(白や赤、肌色等)の違いで読取を行っていますので、これらが逆になったり、吸収や反射する色しかない場合は読取が出来ません。(例:白地に赤文字、青地に黒文字等)
商品の流通形態等によってはバーコードが必須となっている場合もありますので、必要となった場合はどうぞお問い合わせください。
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