独特の感触
鳴尾化学の内田です。
年も明けまして最近やっと冬らしい寒さになってきましたが
皆さま体調など崩されていませんでしょうか?
さて今回はシャンプーするときの独特のヌルつき感についてお話させて頂きます。
一般的に洗髪時、シャンプーは約7~10倍に希釈されると言われています。
シャンプー原液 7倍希釈液
髪の上で希釈されたシャンプーは写真のように濁ってしまいます。
この白濁がヌルつきの正体です!
カチオン性高分子(コンディショニング成分)と界面活性剤の複合体でコアソルベートと呼ばれるものです。
コアソルベートが作られることで毛髪と指の摩擦を減らしてシャンプーのすべり性をよくし、良好な指通りを得ることができます!
処方のバランスもありますが石油系界面活性剤よりもアミノ酸系界面活性剤の方がコアソルベートを作りやすいとされています。
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